ブランクのある看護師が再就職を成功させるヒント5選!

ブランクのある看護師

看護師を辞めてブランクの期間があると、最近の病院事情や看護師事情が分からなくなるものです。
編集部には「自分が現役だった頃と今とでは、看護師の仕事内容や働き方、教育体制など、色々と変ったみたいで・・・」という相談が多数寄せられます。
ブランクのある看護師が再就職を目指す際には、どのようなことに気をつければよいのでしょうか?
現役看護師が転職する場合とどう違うのでしょうか?
この記事では、みなさんのそんな疑問にお答えします!

ブランクのある看護師が「仕事を探す方法」はこれ!

ブランクのある看護師は、教育をきちんとしてもらえる職場を選ぶことが復帰成功の基本です。
少なくとも、人員不足で職員がいつもイライラ、教育する余裕なんてゼロという職場は避けなければいけません。
つまり、そういった「職場の内情」を知っている機関を通して仕事を探すことがポイントです!
看護師が仕事を探す方法は大きく分けて4つあります。

  1. ハローワークに行く
  2. 看護師転職サイトを利用する
  3. 看護協会からの紹介を受ける
  4. 新聞折り込み求人広告などから探す

この4つの中で、職場の内部事情まで把握しているのは②看護師転職サイトと③看護協会です。
①ハローワークは、求人数は看護協会とほぼ同じですが、病院に関する詳しい内情までは把握していません。
また、④新聞折り込み求人広告は一番簡単なように見えますが、誰にも相談することなく一人で完結してしまうので、ブランクのある看護師には向きません。

オススメの「ブランク看護師が仕事を探す方法」

第1位:看護師転職サイト

第2位:看護協会からの紹介

看護師転職サイトは入職祝い金がもらえたり、履歴書・職務経歴書の添削サービスが受けられたりとお得なサービスが満載です。

限られた時間で効率的に職場を探すには、複数の転職サイトに掛け持ちで登録してみて、相性の良いコンサルタントを見つけ、最終的には1サイトに絞って自分に合った職場を紹介してもらうのが一番です。

余裕があれば、看護協会にも登録してみましょう。
転職サイトほどのサービスは期待できませんが、ベテラン看護師からのアドバイスも参考になります。

ブランクのある看護師に「オススメの職場」はこれ!

次によくある相談が「総合病院とクリニック、どちらがよいでしょうか?」「特養などの老人ホームはブランク看護師でも大丈夫ですか?」など、職場の種類に関するものです。
これに関しては、あなたが独身なのか、子供がいるのか、また、子供の年齢や家族の協力が得られるのかどうか?といった、あなたが置かれている状況によって違ってきます。
ただ、ナナがみなさんに強くお伝えしていることが一つあります。
下の図をごらんください。

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看護師としてのキャリア、経験、年収、福利厚生などを考えた時、このピラミッド構造の上にいる方があなた自身の将来のためになります。

看護師としてそんなにバリバリ働くつもりはない・・・と思っている人も、上の層(大学病院、国公立の総合病院)での経験があれば、簡単に下の層(民間の総合病院やクリニック)に就職することができます。
上の層から下の層に下りていくことは比較的簡単ですが、その逆は難しいのが現状です。
年齢を重ねるほどその難しさは顕著になります。
そのため、出来るだけ年齢が若いうちに上の層で経験を積むことを強くオススメします。
子供が小さく、今はまだ夜勤が無理、常勤で勤めることができないという方であっても、とりあえず再就職するなら大学病院や国公立総合病院の日勤パートから始めると良いでしょう。

オススメの「再就職の職場」

第1位:大学病院、国公立総合病院(できれば常勤、難しければ日勤パート)

第2位:民間の総合病院、救急指定病院(できれば常勤、難しければ日勤パート)

大学病院、国公立総合病院のメリット

  • 医療、看護についてたくさん経験できる。勉強できる。
  • スタッフの人数が多いので突然おやすみする人がいても他のスタッフでなんとかなる。
  • 子供が大きくなったら、いずれは常勤で・・・という選択肢がある。

クリニック、老人ホームなどのデメリット

  • クリニックは身につけられる看護技術が限られている。
  • 人数が少ないので誰かが休むと代わりのスタッフがいない。
  • 数年後に子供が大きくなって、看護師としてのキャリア再開を希望した際、改めて転職活動をしなくてはいけなくなる。(その時にはあなたの年齢も上がっているし、総合病院に採用される可能性が下がる。)

ブランク看護師が再就職する最適な時期は?

桜

再就職の最適なタイミングは何と言っても4月1日です!

理由は簡単。
新卒の看護師が入ってくる時期だからです。
新卒と一緒に入職オリエンテーションから始められるので、電子カルテの使い方や病院のルールなど、一つ一つを最初から丁寧に教えてもらうことができます。
病棟や外来のスタッフも入れ替わる時期になるので、新顔のあなたも馴染みやすいでしょう。
4月から半年が経った、この9月という時期にもスタッフの異動を行っている病院が多数あります。
新しいスタッフの教育を始めようという意識が高まっている時期と言えます。

オススメ入職時期

第1位:4月1日入職

第2位:9月1日入職

この時期に入職するためには、3~4ヶ月前から再就職活動を開始することが必要です。
つまり、再就職活動の開始時期はこちら・・・

再就職活動を開始する時期

第1位:12初旬~1月初旬(4月1日入職)

第2位:5月初旬~6月初旬(9月1日入職)

ブランク看護師の面接時のポイント!

採用する側として一番気になるのは「きちんと看護師としての仕事ができるのか?」というところです。
意外にも、ブランクの長さや、看護技術の未熟さはそれほど問題になりません。
病院側はそれよりも、
・他のスタッフとうまくやっていける人柄か?
・欠勤や遅刻、早退することなく勤務できるか?
・長期間勤めてくれる人材か?(できれば定年退職まで)
・これから医療や看護を学ぼうとする意欲はあるか?
というところを見ています。

面接時のポイント

  1. 小さな子供がいる人→家族の協力が得られることをアピール!
  2. 成長した子供がいる→ブランクの期間は長いが、これから勉強する意欲があることをアピール!
  3. 独身→前職を退職した理由が問われる→体調不良(身体、精神)にするのは厳禁。「◯◯◯に挑戦したかった」(例:海外一人旅、大学入試)など、ポジティブな理由を伝える!
  4. その他
  • 学ぶ意欲が有る事等を自分からアピール。
  • その病院を選んだ理由もハッキリとアピール。
  • 面接の服装・髪型、言葉使い、笑顔、表現力、はきはきした話し方。
  • 「何がしたい、どんな看護を提供したい」という強い意志 これらをはっきりと伝えましょう。はっきりとした意志がない人は、面接官の目には「意志が弱い、やる気が弱い、続かない人」と映ります。看護に対し、しっかりとした意志を持っていることをアピールしつつ、かつ、落ち着き、穏やかさの雰囲気を出すことを意識するのもポイントです。

勘はすぐに取り戻せる!オススメ勉強法!

猛勉強する女性

再就職すると決めたら早速、ブランクを取り戻すための勉強を始めましょう!

・・・とは言っても、どこから手をつければ良いのか?

勉強しないといけないことが多すぎて途方に暮れてしまう人もたくさんいますよね。
ブランクのある看護師が勉強する方法は大きく分けて二つあります。

  1. 復職試験研修を受ける
  2. 自己学習する

復職支援研修について

復職支援研修は、都道府県や市町村の基幹病院や看護協会で実施しています。
内容は、最新の医療に関する講義、採血や注射等の模型や、医療機器を使っての演習、病棟実習など。

受講料は基本的に無料です(看護職専門の研修補償保険料が必要な場合もあります)。
詳しくは各都道府県の看護協会に問い合わせてみましょう。

(例;東京都ナースプラザhttps://www.np-tokyo.jp/fukushoku/fukushoku.html)

自己学習について

勉強する意欲を見せる女性

看マジョ編集部がオススメする自己学習の順序こちら・・・

まずは、担当する科に多い疾患を勉強する

(内科:糖尿病、高血圧など、脳外科:脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血など、消化器内科:胃潰瘍、クローン病、潰瘍性大腸炎など)

次に、基本的な看護技術を勉強する

(採血、注射、点滴管理、清拭、移動介助、導尿など)

→転職サイト看護rooのこちらの動画がオススメです!

まとめ

  1. ブランク看護師が仕事を探す方法は「看護師転職サイト」と「看護協会」
  2. ブランク看護師にオススメの職場は「大学病院・国公立総合病院」の日勤パート
  3. ブランク看護師が復帰するタイミングは「4月1日」か「9月1日」
  4. ブランク看護師の面接時ポイントは・・・ ・

小さな子供がいる人→家族の協力が得られることをアピール!
成長した子供がいる→ブランクの期間は長いが、これから勉強する意欲があることをアピール!
独身→前職を退職した理由が問われる→体調不良(身体、精神)にするのは厳禁。
「◯◯◯に挑戦したかった」(例:海外一人旅、大学入試)など、ポジティブな理由を伝える!

5.ブランク看護師オススメ勉強法は復職支援研修の受講と自己学習。自己学習はまず疾患の勉強、次に看護技術の勉強という順番で。

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