看護師の“タメ口”はアリ?ナシ?その答えは◯◯だった!

言わざる

みなさんこんにちは。看マジョ編集部のフクヤマ ミホです。

今日は、患者さんに対する看護師さんの“タメ口”はアリ?それともナシ?という問題を考えてみたいと思います。

みなさんは普段、患者さんに対してタメ口を使うことがありますか?

ちょっとだけ使うことがある人、ほとんどずっと使っている人、全く使わない人など、きっと様々だと思います。

最も多いのは、「いつもは敬語を使っているけれど、顔なじみの患者さんや高齢者の患者さんに対してだけはタメ口になっている・・・」という看護師さんではないでしょうか。

看護師さんがタメ口を使う理由は、堅苦しい敬語を使わないことで、親しみやすい雰囲気を作り、患者さんと仲良くなるという効果を期待しているとの意見が多く聞かれます。
しかし一方で、患者さんからは、「病院に行って看護師さんにタメ口で話しかけられた」
「母親が、入院先の病院で若い看護師にタメ口で話しかけられている姿を見て、腹が立った」という意見もきかれます。

今日は、「患者さんに対する看護師さんのタメ口はアリなのか?ナシなのか?」を理由も含めて考えてみたいと思います。

看護師さんの“タメ口”はアリ?それともナシ?

結論からいって、看護師さんのタメ口は”ナシ”です。

日本には国民皆保険制度があるため、「医療=サービス業」という認識が薄くなりがちです。
しかし「患者さんもきちんと提供された医療の対価を支払っている」というのは事実です。

私たち医療者側が医療や看護などのサービスを提供し、そして患者さんから対価をいただく以上、病院も「サービス業」であることに変わりありません。

ホテルに宿泊した際に、フロントの人からいきなりタメ口で話しかけられることがあるでしょうか。
まずありませんね。

しかし、一部の看護師さんは、なぜ患者さんに対して“タメ口”になってしまうのでしょうか?

看マジョ編集部が、現役看護師さんにその理由を尋ねてみたところ、次のような返事が返ってきました。

タメ口の理由は、患者さんとの距離を縮めるため

多くの看護師さんが、その理由について「患者さんとの距離を縮めるため」と答えました。

医療業界ではここ10年以上、どこの病院でも入院期間を短縮する努力がなされていますが、それでも入院した患者さんとの関わりは、1日や2日では終わらないことがほとんどです。

数週間や長い場合は1ヶ月単位で患者さんとの人間関係を作っていく必要があるんですよね。

看護師さんも、出会ってはじめの頃は敬語で話しかけていたものの、関係を構築する過程で徐々に敬語を使わなくなってしまうのです。

これは、決して馴れ馴れしくしているわけではなく、手術や治療の際には、慣れ親しんだ人がそばにいてくれたり、声をかけてくれた方が、患者さんも安心できる効果があると思っているからというのが主な理由になっているようです。

また看護師さんは、毎日患者さんから症状を聞く必要がありますが、患者さんは、あまり知らない人から聞かれるよりも、慣れ親しんだ人から聞かれるほうが、心を開いて色々なことを話すことができますよね。

そのため、テクニックとして”あえて”敬語を使わない、という場合があるようです。

周囲の患者さんや、患者家族からみると不愉快なこともある

不愉快な老夫婦

看護師さんとしては、このような理由があって、タメ口を使っている人もいるようですが、すべての人が“タメ口”に親しみを感じ、快く思っているわけではないということを知っておかなければなりません。

看護師さんが患者さんに対して“タメ口”で話しかけている姿を、周囲の患者さんや患者家族がみると不愉快に感じることも多々あるのです。

特に、自分よりずっと年齢の若い医師や看護師が、自分の親に対してタメ口で話しかけることを、(その患者さんの)息子や娘が不快に感じることがよくみられます。

たとえ自分の両親が、高齢のために介護や介助が必要な状態になっても、子供から見たら親は親。
自分を育ててくれた親を敬う気持ちは消えることはないからです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
あなたが、患者さんの不安を軽減するため、親しくなるためにあえて“タメ口”を使っているのだとしても、医療がサービス業である以上、それ(タメ口で話しかけること)はNGなのです。

親しみやすい雰囲気や、患者さんの不安軽減という効果は、“タメ口”でなくとも得ることができます。

医療の現場では、堅苦しい敬語ではなく、優しい敬語を使えばいいのです。

『優しい敬語』とは、難しい専門用語を使わず、患者さんにも理解しやすい言葉で、ゆっくりと、笑顔で丁寧に「です・ます調」で話しかけることです。

明日から早速、“タメ口”はやめて、『優しい敬語』を使ってみてくださいね。
きっと、ますます素敵な看護師さんになれるはずです。

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