「辞めたい」が言えない看護師さんへ。スーッと辞めれちゃう『伝え方』とは?

みなさんこんにちは。看マジョ編集部のキタ ミドリです。
この記事は「仕事を辞めたいんだけど、上司や同僚にどう伝えればいいか分からない・・・」と悩んでいる看護師さんに向けたお話です。

※あなたの心の中では、すでに退職の気持ちは固まっていますか?それともまだ迷っている?ここから先は、すでに退職の気持ちが固まっている人に向けたお話です。

「辞めたい」と伝えたいのに『それを伝える方法』で悩んでいるということは、あなたは今、あなたの気持ちをスッと理解してもらえない環境にいるんですよね。

しかも、結婚や妊娠など、だれからも納得してもらえる“ちゃんとした”理由で辞めるわけじゃないから悩んでいるのではないでしょうか。

既婚者であれば「家の都合」とか「夫の仕事が忙しくなった」など、家庭の事情を理由にすれば、だれからも非難されることはなく、しかも本音の理由を語らずに“丸く収まる”けれど、独身のあなたの場合はそうはいきません。

本音を言えば、人間関係のトラブルや残業の多さによる精神的ストレスが退職理由なんだけど、、、そんなこと、怖い看護師長になんか言えるわけない( ̄∇ ̄;)

しかも、人手不足で同僚看護師は限界ギリギリの状態で働いているのに、ここで自分が辞めるだなんて言ったら、恨まれてますます冷たくされるに決まっている・・・。゚(゚´Д`゚)゚。

そんな悩みで頭の中がグルグルになっちゃっている人のために、うま〜く退職の意向を伝えて、スーッと退職できちゃう方法をまとめました。

この記事を読めば、あなたの“頭の中のグルグル”もスッキリするはずです。
あなたの心の中ではすでに固まった『退職の意思』。
それならアレコレ考えず、さっさと新たな人生に向けて一歩を踏み出しましょう!

「辞めたい」を伝える〜トラブルを招く伝え方〜

退職したいと思ったら、まず最初にあなたの上司にその意向を伝えなくてはいけません。
その際、トラブルを招く(=退職を受け入れてもらえない)伝え方ってどんなものでしょうか?
それは、

  • 曖昧な表現をする
  • 職場の不満を吐き出す

の二つです。

曖昧な表現をする

例えば、「辞めようと思っている」という表現。

この「思っている」の部分が曖昧さを生んでいます。

これを言われた上司は「まだ迷いがありそう。引き止めたらなんとかなるかも」と感じます。そしてアレコレと引き止め作戦が開始されて、優柔不断な人はその罠にひかかってしまうのです。
だからここでは「辞めようと思っている」ではなく「辞めます」と言わなければなりません。

× 辞めようと思っている
 辞めます

例をもう一つ。
「◯月頃に退職します」という表現。

この「頃」が曖昧さを生んでいます。

上司は「◯月頃はあくまでも『頃』だから、2〜3ヶ月は延(の)びてもいいよね。」と考えます。そしてズルズルと辞められなくなってしまうのです。
だからここでは「◯月頃に退職します」ではなく、「◯月末をもって退職します」とはっきり期限を断定しましょう。

× ◯月頃に辞めたいです。
 ◯月末をもって退職します。

<注意>
ここであなたが上司に伝える「◯月末まで」の日付は、常識的には伝える日から一ヶ月以上先の日付でなくてはいけません。(法律的には2週間後の日付であれば問題ありませんが)
たとえば、12月31日で退職するなら、遅くとも11月30日までに伝える。できれば11月15日くらいまでに伝えるとスムーズです。

退職の意思が固まっているあなたは、看護師長に退職を「相談する」のではなく「報告する」という態度を取ることを忘れてはいけません。

職場の不満を吐き出す

看護師長に「退職します」と伝えると、必ず訊かれるのが退職理由。
本来ならば、職場に退職理由を伝える義務はないので「一身上の都合で」でもいいのですが、なかなかそれだけで押し通せる日本人は少ないもの。

しかし、ここでついつい職場の不満がポロリとでてしまうと、上司は「しめしめ・・・」と言わんばかりに引き留め作戦を始めます。

例1

あなた

あなた
残業が多くて身体がもたないから辞めたいんです・・・

上司

上司
それなら残業を減らせるよう、勤務を調整するわ。残業が少ない部署に異動するのはどう?

例2

あなた

あなた
人間関係のギスギス感がストレスで辞めたいんです、、、

上司

上司
そうよね。でも性格のキツイ◯◯さんは、来月異動になるのよ。あの人がいなくなれば、病棟の雰囲気もよくなるわよ。

例3

あなた

あなた
ここは看護のレベルが低すぎるから辞めたいんです。みんな、先生の言いなりで自分の頭で考えていない。私はもっとレベルの高い看護をしたいんです。

上司

上司
私もそう思っていたわ。来季からあなたには主任になってもらいたいと思ってたの!あなたがリードして、この病院の看護レベルを上げていってくれないかしら?期待しているわ!

などなど。

あなたにも思い当たるフシはありますか?

(;-ω-)(-ω-;)ウンウン

このようにあなたが職場の不満を漏らすことで、看護師長は「それを改善するから!」という引き止め策をGETできちゃうのです。

だからもう既に退職の意向を固めているあなたは、余計なことは言わないに越したことはありません。あなたの目的は、職場環境を良くすることではなく、スーッと退職することなのですから。

話がそれるのでここでは触れませんが、「辞めたい」ではなく「今の職場環境を改善したい」が目標であれば、今感じている不満を伝えることはアリです。

このように、職場の不満を漏らすことは、トラブルを招く(=退職を受け入れてもらえない)伝え方の代表作です。

トラブルを避けて「辞めたい」を伝える方法1〜上司への伝え方〜

それでは次に、トラブルを避ける上手な伝え方を見ていきましょう。

スムーズに退職するための退職理由は「既婚者」と「独身者」に分ける必要があります。
そして既婚者の場合、それほど難しいことではありません。

既婚者が「辞めたい理由」を伝える場合

既婚者の人の退職理由は、『家庭の都合』の一言で十分です。

もしもその詳細を聞かれた場合は、子どもの世話や教育、夫の仕事が忙しくなってサポートしてもらうのが難しくなった、両親の介護など、家族構成に応じて“ありそうな事”を言えばOK。

子どもがいないご家庭では「妊活に専念したい」とか、「夫から専業主婦になってほしいと強く要望されている」とかでも構いません。

独身者が「辞めたい理由」を伝える場合

独身の場合は、ちょっと工夫が必要です。
まず、退職してすぐに新しい仕事を始めるつもりがあるのか、少しゆっくりした期間を持ちたいのかによって違います。

すぐに新しい仕事に就くつもり

退職後、すぐに新しい仕事につく予定の人であれば、「◯◯の分野も学んでみたい」「看護師として成長するために、別の病院も経験してみたい」「もっと家から近いところで働いきたい」など、“働く意欲はあるんだけど今の職場では絶対に実現できない理由”があるから辞めたいと伝えましょう。

今の職場に透析があるのに「透析も経験したい」なんて言ったら「じゃあ、透析室に異動させてあげるから退職なんてしなくていいじゃない!」って事になってしまうので注意。

また、できれば、退職してから次の仕事を探すのではなく、在籍中に新しい仕事の内定までGETしておくことが理想です。

仕事しながら就職活動なんて無理・・・と感じる人は、転職エージェントの力を借りるといいでしょう。わざわざ自分でハローワークに行かなくても、およその希望を伝えておけばコンサルタントが条件に合う職場をピックアップして教えてくれます。

転職エージェント選びに迷ったら、会社の規模が大きくて安心な「看護のお仕事 」か「マイナビ看護師 」を選んでおけば間違いありません。

少しゆっくりした時間を持ちたい

退職したらしばらく仕事から離れてゆっくりしたい・・・と思っている人は、「身体が持たない」「ゆっくり旅行に行きたい」などの理由がいいでしょう。

ただし、退職後の予定が決まっていない人が、最も「退職させてもらえない予備軍」であることを覚悟しておかなければなりません

次の再就職先がすでに決まっている人は、再就職の前日までに退職しないと、転職先の病院にも迷惑がかかるため、上司もそれほど強い引き止めができません。

しかし、再就職の予定がない人であれば、上司は「上手く丸め込めれば退職を延期してくれるかも・・・」という期待を持って、必死にあなたを説得にあたるでしょう。

引き止め作戦で気持ちが揺らいでしまう・・・という人は、再就職先を決めてから退職の意向を伝えることをお勧めします

再就職先を相談するなら→看護のお仕事 →マイナビ看護師 に相談しよう。

トラブルを避けて「辞めたい」を伝える方法2〜同僚へ伝える〜

それでは次に、同僚への「辞めたい」の伝え方をご紹介します。
ここでのポイントは3つ。

  1. 上司に伝えた理由と違うことを言わない
  2. 上司に伝えるまで、決して同僚には言わない(上司に先に伝える)
  3. 同僚にはギリギリまで言わないという手もある

①上司に伝えた理由と違うことを言わない

まず、同僚には上司に伝えた理由と同じ退職理由を伝えなければいけないことを知っておきましょう。

これは看護師さんがよく犯してしまう失敗です。

上司には理性で考えた「◯◯の看護に挑戦したいから」というカッコイイ理由を伝えたのに、同僚にはついつい「人間関係が悪くてやってられないよ〜」などと本音で話してしまうことがあります。
こんな話が上司の耳に入るとトラブルの元。

人(特に女性)は悪気がなくても、「◯◯さんがこんなこと言ってた」とポロッと口から出てしまうことがあります。だからたとえ仲の良い同僚であっても、上司に伝えた退職理由と違うことは言ってはいけません。

②上司に伝えるまで、決して同僚には言わない(上司に一番先に伝える)

次に多い失敗は、上司に退職の意向を伝える前に、先に同僚に「辞めるつもり」と話してしまうことです。

上記と同じ理由で、同僚に悪気がなくても上司の耳に入ってしまうことがあります。それはまたトラブルの元。

「辞めたい」という意志は①家族⇨②上司⇨③同僚の順でつたえるようにしましょう。

③同僚にはギリギリまで言わないという手もある

退職理由で最も多いのが『職場の人間関係トラブル』ですが、人間関係が悪い職場であればきっと、常に人手不足な状態ですね。誰か一人でも辞めたら、残された看護師たちに仕事のしわ寄せがくることになるでしょう。

そんな職場であなたが辞めるなんて知ったら、同僚からの嫌がらせはさらにエスカレートするかもしれません。

実際、同僚からの冷たい態度が怖くていつまでも辞められない人も少なくありません。

そんな時は、師長に「スタッフにはギリギリまで言わないで欲しい」と伝えましょう。
本人から「言わないで」と要望されれば、師長もペラペラと話すわけにはいきません。
残される同僚看護師たちからの冷たい視線は、できる限り短い期間で済ませたいですからね。

強い引き止めに遭ったときの対処法

師長に「辞めたいです」と言って、「はい。どうぞ。」とすんなりOKをもらえちゃう人は少ないでしょう。(・・・ってか、すんなりOKもらえちゃったら、それはそれで悲しいような・・・(・∀・;))

看護師長が持ち出す引き止めの決まり文句は次の通り。

  • 今あなたが辞めたらみんなにしわ寄せがくるわ。今、求人募集をかけているから新しい人を採用するまで待って。
  • あなたには期待している。近いうちに主任になってみんなをリードして欲しいと思ってるの。
  • ◯◯さんが育休から復帰するまで待ってもらえない?
  • お休みを取りやすいように配慮するから。
  • 次のボーナスが出るまで待った方がいいわよ。

こういった決まり文句に騙されて退職を思いとどまっちゃう人は少なくありません。
もちろん、『まだ退職を迷っている人』ならこういう話にのって退職を思いとどまってみるのはアリでしょう。

しかし、退職を心に決めたあなたは、以前にもこういう葛藤を一度は乗り越えたはず。

乗り越えて、それでもやっぱり「辞めたい」と心に決めたから、退職をどう伝えればいいかに悩み、今、この記事を読んでくださっているのでしょう。

そういうあなたがこういう引き止め作戦に遭ったら、「割り切って考えること」が罠に引っかからない防衛策になります。

  • 職員の採用・配置は上層部が考えること。一人の看護師の立場である自分は、一ヶ月前に退職を申し出ればそれで十分義務は果たせている。
  • 法律的には退職の2週間前までに伝えれば良いとされている。(民法627条1項)私には、自由に仕事を選択する権利がある。

冷たいようですが、引き止め作戦に引っかからないためには「割り切って考えること」が欠かせません。あなたを必要としている次の職場、未来が待っています!

「もう後戻りはしない」と心に強く決めましょう。

さいごに

「辞めたい」と言えない、どう伝えればいいかわからない・・・と悩む人は、よく言えば心優しい人でもあると思います。
相手の気持ちを考えるから、なかなか自分の気持ちを言い出せなかったりするんですよね。

しかし、情に流されて辞められず、ずっと「辞めたい辞めたい」と思いながら仕事を続けていると、必ず身体を壊してしまいます。うつ病、不安神経症などに陥ってしまう看護師さんは少なくありません。
そうなれば、完全に復活するまでに数年単位の時間を要してしまいます。

これまでお伝えした、「辞めたい」を上手に伝える方法を、ぜひ試してみてください。

曖昧な表現、職場の不満は決して口にせず、上司には退職の「相談」をするのではなく、「報告」をする意識で話すこと。そして同僚の前で口を滑らさないように注意すること

「辞める」と言ったあと、上司や同僚に恨まれても気にしない!

そういった割り切る気持ちを持って、スーッと退職しちゃいましょう!

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