超恐ろしい!看護師が経験したインシデントの数々

看護師のインシデント

みなさんこんにちは。看マジョ編集部のイトウ サキです。
今日は、看マジョ編集部に寄せられた看護師さんたちが実際に経験した恐ろしいインシデント・アクシデントをご紹介します!

今は大ベテランの先輩看護師だって、過去には色々なインシデントを経験しているものです。
私は今までに「一度もインシデントを経験していない看護師」に出会った事がありません。

インシデントは医療の現場で『頻発』しているんです!
ただそのほとんどが、患者さんの命に関わる『重大な事故』につながる前に気づいて事なきを得ているだけ。

今日は、全国のみなさんから届いた様々な恐ろしいインシデントをご紹介します!
これを読んで、みなさんのインシデント防止に役立てましょう!
「あなたが当事者なら、どんな防止策をとるか?」を考えながら読んでくださいね。

高カロリー輸液の滴下速度を速めすぎた

(消化器外科病棟・新人看護師・Kさんの事例)

新人看護師だったころの夜勤での出来事です。
夜間にIVHで高カロリー輸液をしている患者さんの点滴速度の調整がうまくできず、明け方の点滴交換予定の1時間前になって残量が多すぎることに気づき、慌てて滴下速度を速めました。
ダダダダダって感じで。
当時は、そんなことしたら高血糖になり、最悪、命に関わるという考えに至らなかったんです。
幸いなことに、すぐに先輩が気づいてくれて大事には至らず。
もちろん、こっぴどく注意されました・・・m(_ _;)m

術後の離床が早すぎて血圧低下

(脳外科病棟・看護師3年目・Uさんの事例)

OP後のため一日臥床のまま過ごした70代男性の患者さん。
翌朝は車いすOKとなっていました。
患者さんから「トイレに行きたい」とナースコールを受け、車いすを持って訪室。
尿意をもよおしソワソワしている患者さんを、少しでも早くトイレに連れて行ってあげようと、OP後初めての頭部挙上、端座位、立位までを一気に行ってしまった。
で、立った途端に、患者さんは血圧低下で意識が遠のき・・・そしてその場で失禁・・・。
すぐにベッドに横になり意識は戻ったものの、危うく患者さんの命を危険にさらしてしまうところでした・・・。
また、一歩間違えば大きな転倒事故にもつながるところでした・・・。

食事の取り違え

(内科病棟・看護師4年目・Aさんの事例)

病院食

看護師4年目に入ったある日の出来事です。
夕食の配膳の時間は、看護師の人数は少なくなるし、最も忙しい時間帯のひとつ。
そんな時、糖尿病でカロリー制限がある患者さんのお膳と、一般食の人のお膳を取り違えて配膳してしまいました。
気づいた時にはすでに食事が終わっていて・・・。
すぐに主治医に報告し、糖尿病の患者さんは追加の血糖測定をすることに。
患者さんたちには、平謝りするしかありませんでした。
食事とはいえ、取り違いは怖いですよ・・・

点滴の接続が外れて床が血まみれ

(神経内科病棟・看護師7年目・Iさんの事例)

認知症があるおばあちゃん。
点滴をゴソゴソ触るので、自己抜去しないようにミトンや包帯でグルグル保護されていました。
起きていれば昼夜を問わず歩き回って目が離せない患者さんでしたが、その日は幸いにもぐっすり眠ってくれていました。
「今日はツイてるなぁ♪」なんて浮かれながら、夜勤の部屋回りをしていると・・・
そのおばあちゃんのところで、ふと床を見ると大きな血だまりが・・・!!
点滴の接続部分が外れて血液が逆流していたんです。
もう、ベッドと床は血液と輸液で大変なことに、、、

気づくのがもう少し遅ければ出血多量で大事故につながったかもしれないと思うとゾッとします。

ベッドからの転落

(CCU勤務・看護師3年目・Oさんの事例)

認知症があるおじいちゃんが心不全で入院してきました。

しかし、入院していることが理解できず、「ここはどこじゃ?家に帰る!」を繰り返していました。
ナースステーションから一番近い部屋に入ってもらい、ベッドから降りられないように柵をして、さらには床センサーマットを敷いたのですが、、、
ちょっと目を離したすきにドスッ!という大きな音と、センサーマットのアラーム音が、、、(汗)
すぐに飛んでいくと、その患者さんが床で仰向けに倒れていて、額にはおおきな腫れとすり傷!

先輩看護師は「あれは仕方ないよ〜」と励ましてくれたが、事故を防げなかったのは当然、私の責任。
インシデントレポートを書くために、結局、5時間も残業しました、、、

患者さんの失踪(自殺未遂)

(外科病棟・看護師10年目・Tさんの事例)

50代男性で末期の大腸ガンと診断された患者さん。
医師から病名を告知され、ショックが隠しきれないご様子でした。
その日の夜、部屋回りをしていると姿が見えない。
すぐに勤務中の全ての職員に連絡し、みんなで病院中を探し回ったんですが見つからず、、、
ついにご家族の承諾を得て警察に連絡しました。

幸いなことに翌朝、病院近くの河原で無事に保護されましたが、患者さんは「死のうと思った」と。
もしもあのまま見つからなかったら・・・と思うと恐ろしい。
きっと看護師を辞めていたと思う。

経管栄養注入中に胃管を自己抜去

(内科病棟・看護師5年目・Nさん)

経管栄養歴3年のいつもおとなしい患者さん。
意思疎通はほとんど図れませんが、いつも手はゴソゴソ動いていました。
ある日、経管栄養の注入が終わった頃に訪室すると、枕元と顔面が栄養剤でビッショリ、、、!!
いつの間にか管が抜けてしまっていたんです。
幸いなことに肺炎にはならずにすみましたが、なぜ胃管が抜けてしまったのか??
きっと、患者さんの手が引っかかってしまったんだろうな、、、と思いつつ、今でも真相は闇の中です。

さいごに

いかがでしたでしょうか?
どれも一歩間違えば患者さんの命に関わる恐ろしいインシデントですね。
看護師である以上、残念ながらインシデントはつきものです。
しかし、インシデントを起こす危険性は新人看護師が最も高く、経験年数を重ねることで下がると言われています。
インシデントを起こさないためにあなた自身ができることは一体何でしょうか?
それは、知識や経験を積む努力を惜しまないこと、そして「なんだか嫌な予感」と感じる直感を無視しない事も大切です。
看護師が感じる「嫌な予感」は的中することが多いと、多くの先輩看護師たちが感じているからです。

・・・と、そうはいっても知識と経験があってこその直感。
インシデント撲滅を目指し、みなさんで一緒に頑張りましょうね^^!

関連記事

できる看護師の素質

できる看護師に憧れて。看護師に必要な5つの素質とは?

看護師長

将来に備えて知っとこう!看護師長の6つの役割&仕事

看護師の副業

めざせ収入up!7分でわかる看護師のための副業講座

看護師の志望動機

看護師の志望動機☆採用担当者が読み取る5つのポイント

中途採用の看護師

看護師の中途採用はここに注意!失敗しない3つの対策

断る_看護師

看護師も異動しなきゃダメ?上手く断る5つのコツ