企業看護師って知ってる?OLに憧れる看護師にピッタリの道

企業看護師

突然ですが、看護師の皆さんに質問です。
あなたはOLに憧れたことはありませんか?

OLとは、ご存知の通りOffice Lady(オフィス・レディ)の略ですね。
一般企業で働く女性を指す言葉です。

OLは看護師と違い、仕事中でもオシャレができます。
メイクもネイルもバッチリしたってOK

お昼休みにはお財布だけもってランチに出かけることができます。
アフター5はお化粧直しをしてそのまま合コンへ行くことだってできるんです!

一方で看護師は通常、白衣に身を包み、病院や介護施設で働きます。
そのような医療の現場では、メイクはナチュラルメイク限定、ネイルやピアスはダメ、ランチの時間に病院の外へ出る時間などなく、休憩室で白衣のままパパッと済ませる・・・というのが普通です。

しかし看護師といえども、普通の女性。
オシャレだってしたいし、ランチもゆっくり楽しみたい・・・!

そんなOLのような生活に憧れている看護師に朗報です!
『企業看護師』になれば、そんなあなたの夢が叶うんです!
えっ?「きぎょうかんごし・・・?」と思われた方も多いはず。
まだまだ『企業看護師』について知っている人は少ないんです。

今日はそんな企業看護師という働き方についてご紹介します!

企業看護師ってなに?

礼儀正しいOL2

「病院ではなく一般企業を職場とする看護師」のことを、企業看護師と呼びます。

産業看護師

企業の保健室や医務室で働きます。
社員の健康管理、健康診断や保健指導がメインになります。
大事なのは身体だけでなく、心のケアもしなくてはならないところです。
社員の健康に関する相談を受け、同時に心のケアも担当します。
産業看護師の仕事は、大きく言うと、社員の心と身体、両方の健康を維持できるように守ることなんですね。
社会人が満足に働くためには、心と身体のどちらも健康であることが必要です。
それを守るためにいるのが産業看護師なのです。

治験コーディネーター

治験をスムーズに安全に進めるための潤滑油のような役割をする人。
病院の治験業務を専門にサポートする会社(SMOと呼ばれます)に所属し、病院に派遣されて勤務します。
病院の中では薬剤師のような白衣を着ますが、内勤をするときや通勤時などはスーツやビジネスカジュアルになります。
都心部だけでなく地方でも、たくさんの治験コーディネーターが活躍しています。

開発モニター

治験コーディネーター同様に治験に関わる仕事を行いますが、開発モニターは製薬メーカーの治験業務を専門にサポートする会社(CRO)に所属します。
会社自体が関東・関西地域にしかないので、開発モニターになれる人はそのエリアに通勤可能な人限定になります。
全国の病院へ出張が多いことが特徴です。
また最近は、中級レベル以上の英語力も求められます。
白衣を着ることはなく、スーツに身を包み製薬メーカーや全国の病院を廻ります。
治験コーディネーターより、はるかにオシャレが許されています。

上記3つが最も一般的な『企業看護師』です。

そう、企業看護師とは病院以外の様々な職場で働く看護師達のことの総称なのですね。
やはり、企業数が多い都心部に集中する仕事ではありますが、治験コーディネーターだけは地方に住む看護師さんでもなることができます。

企業看護師の仕事の特徴

デスクワーク(パソコン業務)が多い

産業看護師、治験コーディネーター、開発モニターともに看護師と比べ圧倒的にデスクワークが多くなります。
パソコンを使って、データー管理やデーター入力、ビジネスメール配信、資料作成を行うことが仕事の7~8割を占めます。
その点が病院で働く看護師との一番の違いかもしれません。
企業看護師になるには、基本的なパソコンスキル(Word・Excel・Power point)が求められます。

ビジネスマナーが求められる

礼儀正しいOL1

病院に勤める看護師は、通常、名刺も持っていないことがほとんどです。
一方で企業看護師は、一般企業のビジネスマン相手に仕事をしますので、就職するとまず最初に名刺を渡されます。
そして名刺交換の仕方、ビジネスメールのマナー、お客様の案内の仕方や会議室での席順マナーなど、あらゆるビジネスマナーを学ぶことから始まります。

会社の利益追求に対する意識が求められる

通常、病院で看護師として勤めていれば「コスト削減」程度なら耳にしますが、「売り上げ」「人件費」「粗利(あらり)」「純利益(じゅんりえき)」・・・などの、会計の専門用語を耳にすることはほとんどありません。

医療現場では患者さんの病気を治療すること、命を助けることが第一の任務ですので、少なくとも大きな声で利益追求を叫ぶことはありませんよね。
(もちろん、病院を経営するにも利益がないとできませんから、病院幹部のメンバーは、利益追求に対して日々努力していますけどね。)
一方で企業看護師は、利益を追求する一般企業に就職しますので、月一回程度の売り上げ会議に参加するなどして、会社の利益についても意識させられるようになります。

企業看護師になるメリット

それでは一般的な看護師をやめて企業看護師になる、そのメリットは何なのでしょうか?

メリット1:規則正しい生活を送れる

企業看護師の場合は、病院や介護施設と違って夜勤がありません。
完全に日勤のみのお仕事です。
会社員と同じ勤務時間で、9時~17時、または18時までというのが一般的です。
しかも、土日・祝日は休み!お盆休みや正月休みなども一般企業と同じです。
病院の看護師ではありえないような、まとまった休みが決まって取れるのです!
しかも一般の看護師のような日勤、夜勤の交代制ではないので、自分が休んだら周囲にしわ寄せが・・・なんてことも看護師ほど心配する必要はありません。

メリット2:昇給のチャンスが多い

企業看護師の中でも治験の開発モニターは特に昇給が期待できます。
リーダークラスになると、40歳ぐらいで年収1000万円を超える人もいるとか・・・!
頑張り次第で上がっていくお給料、魅力ですね。

メリット3:体力仕事がない

企業看護師は基本的にデスクワークがほとんどです。
当然ですが、患者さんの体位変換やオムツ交換、移乗介助などありません。
体力に自信がない方にはもってこいの仕事と言えます!

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企業看護師になるデメリット

それでは逆に、企業看護師になるデメリットとは、一体何なのでしょうか?

デメリット1:会社員としての利益に対する意識

利益追求_OL

病院や介護施設は、最近でこそ「赤字経営にならないように・・・」とか「この物品は高価だから、むやみに使わないように・・・」などと言われますが、いかに利益を出すか?という話まで看護師が耳にすることはあまりありませんし、利益追求を厳しく言われることもありません。
しかし、企業看護師になると、一般の会社員と同様ですから違います。
会社は慈善事業ではありませんから、社会に存続していくため、利益追求が必要なのです。
企業看護師の場合、企業の不況のあおりを受けてしまいボーナスカット・・・なんてこともあり得ます。

デメリット2:患者さんと接する機会がない

病院ではたらく看護師は、患者さんが元気になって退院したり、患者さんに「ありがとう」と言われたりすることがモチベーションにつながる・・・という人も多いかと思います。
一生懸命に看護した患者さんが、元気になられて退院する姿を見送る喜びは、看護師冥利につきますね。お年寄りと接すること自体が楽しいという看護師もいますよね。
しかし企業看護師の場合、治験コーディネーターこそ患者さんと接する機会があるものの、それ以外の開発モニターや産業看護師では患者さんと直接関わることはなくなります。
人によっては、その点が物足りないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

デメリット3:採血、点滴などの医療技術が使えない

新人看護師の頃にはあれだけ苦労していた採血や点滴も、経験を積むことで少しずつ腕が上がり、2~3年もすれば一人前の腕前になりますよね。
看護師であれば、血管が細くて見えずらく点滴が難しい患者さんの手技が成功した時などは、「やった!」と喜びと達成感を感じるものです。
企業看護師になると、そのような手技を活かす場はありません。
病院へ派遣されて患者さんと関わることのある治験コーディネーターであっても、医療行為は行えない決まりになっているからです。
せっかく身につけた医療技術を使えなくなってしまう点を、デメリットと感じる人もいるかもしれません。
一方で、医療技術が苦痛だった人には、この点はデメリットでなくメリットに感じるはずです。

企業看護師に向いている人とは?

一般社会の常識感覚を持っている人

病院という環境は世間一般から見ると特殊な場です。
「お客様」は誰だろう?という観点で考えていただければわかりやすいと思います。
本来、病院にとってのお客様は患者さんになりますが、医者や看護師は「接客」という意識・感覚をほとんど持っていません。
企業看護師には、社会の一般的な常識である「お客様や取引先にはきちんと礼を尽くしてマナーを守る」という意識・感覚が必要です。

デスクワークが苦痛でない人

前述した通り、企業看護師は仕事の7~8割がパソコン業務になりますから、デスクワークができない人には難しいといえるでしょう。
あなたは1日8時間、デスクワークができますか?
この問いに「平気です!」と答えられる人は企業看護師になっても十分やっていけます。

一人で仕事をすることが苦痛でない人

看護師はチームで行う仕事です。
病棟勤務の場合はとくに、24時間で日勤と夜勤が交代しながら常にチームで仕事をしますよね。
そのため、当然ながらチームワークが求められます。
一方で企業看護師は単独の仕事が多くなります。
自分に任された仕事は、自分一人で責任をもって完結する。
そんな実行力、自己管理能力や責任感が求められるのです。
病院に勤務する看護師と比べ、孤独だと感じる人もいるかもしれません。
もともと一人でコツコツと仕事をすることが好きな人には最高の仕事だと言えます。

企業看護師になるには

企業看護師に必要な資格は、特にありません。看護師免許があればクリアです。

ただ、産業看護師の場合、保健師の資格も持っていると有利だと言えます。

Q. 看護師未経験でも企業看護師になれる?

はい、企業看護師は未経験でもなることができます。

ですが、できれば看護師経験が3~5年以上はあることが理想です。
看護師未経験を雇うかどうかは、企業によっても大きく分かれるようです。

特に、治験コーディネーターや開発モニターは、未経験でも十分採用されますが、一度どこかの会社で経験を積み『経験者』になると、その後、別の会社から引っ張りだこになります。
この業界に挑戦し、そしてうまく馴染める看護師はそれほど多くないので、とても貴重な存在なのです。それゆえに、一度経験者になった人がさらに転職をする場合、年収がより高くなるという傾向もあります。

Q.どうやって求人を探す?

ハローワークで求人が出ていることもありますが、一般の看護師から企業看護師へ転職するなら専門の看護師転職サイトを利用する方が有利だと言えます。

その理由は以下の通り。

  • 一般看護師と企業看護師では、履歴書で自己PRするポイントが異なるから
  • 企業看護師は面接での評価が非常に重要だから
  • 企業看護師という働き方についてしっかりと教えてもらってから就職を考えるべきだから
  • そもそもハローワークには情報がないことが少なくない

看護師転職サイトは利用料は一切かかりませんので、この機会にぜひ登録してみてください。
いますぐ転職する気はない方も大丈夫。
まずは時間をかけてしっかりと情報収集することが、転職で失敗しないためのポイントです。

さいごに

今日は、OLに憧れる看護師さんへ、企業看護師という働き方をご紹介しました!
その職場は病院や介護施設とは全く違います。
オシャレもランチも楽しめる、しかも看護師免許を活かした仕事です。

医療の現場にちょっと馴染めない・・・と悩んでいる看護師さんの方が、この企業看護師にピッタリフィットする可能性大です!

勇気をもって、あなたの新しい未来へ一歩踏み出してください! 

  >>> OLに憧れる人にオススメの看護師求人サイト!その①『看護のお仕事』>>>

  >>>OLに憧れる人にオススメの看護師求人サイト!その②『マイナビ看護師』>>> 

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