看護師の志望動機☆採用担当者が読み取る5つのポイント

看護師の志望動機

就職をしようとするとき、履歴書に書き、そして面接の場でも必ず聞かれる『志望動機』。
採用者側は、志望動機から一体何を読み取ろうとしているのでしょうか?
そして採用されるためには、どんな志望動機を書けば良いのでしょうか?

志望動機の良し悪しは、応募者側の視点ではなく、採用者の視点で見ると一目瞭然です。
いつまでも応募者側の視点で独りよがりな志望動機を書いていては、希望の職場に採用されることはありません。
今日は、「採用担当者が志望動機から一体何を読み取ろうとしているのか?」そして、「採用者の視点から見た、良い志望動機と悪い志望動機の違い」について見てみましょう。
これを読めば、あなたはもう『志望動機の書き方』について悩むことはなくなります!

志望動機から採用者が読み取ろうとしているもの

採用担当者は、あなたが書いた『志望動機』から何を読み取ろうとしているのでしょうか?
それは、大きく分けて次の5つに分類することができます。
早速、一つずつ見ていきましょう。

1)あなたの人間性

ニコニコハート

「コミュニケーションを大切にしたい」「地域医療に貢献したい」「患者の心に寄り添える看護師になりたい」など、志望動機を読めば、あなたがどんな看護観を持ち、何に重きを置いているタイプの人間かわかります。
あなたが目指す看護が「病院の理念」にもマッチしていれば、採用担当者はあなたに興味を持ち、採用される可能性も高まります。
病院(長)の理念は、病院ホームページなどに書かれていますので、志望動機を書く前に必ず一度はcheckしましょう。
もちろん、あなたの中に確固たる目標や看護観があればそれを素直に書くことが一番ですが、もしも「何を書けばいいかわからない・・・」と悩んでいるのであれば、病院の理念にマッチする内容を含めた志望動機を書きましょう。

2)すぐに辞めない人か?

病院は、求人広告を出したり面接の場を設けたり・・・と、職員を採用するまでの過程で数十万〜数百万円のコストをかけています。
それだけのコストをかけて採用したのに、わずか数ヶ月であっさりと辞められてしまっては、大きな赤字となり病院経営に打撃を受けます。
採用担当者としては、そんなことはどうしても避けたいと考えているのです。
家庭環境や人間性(協調性・積極性・やる気)などから、あなたが病院に馴染める人か否かを判断します。
たとえあなたが経験豊富で即戦力のある看護師であったとしても、病院の職員と協力して仕事ができないと思われる場合、そしてすぐに辞めてしまいそうな場合は、採用見送りとなる可能性が高くなります。
志望動機では、「長期に働きたい」という意欲を示すことが重要です。

3)どんな貢献をしてくれるか(病院にとって役立つか?)

志望動機を読めばあなたが病院に“何かを与える”ことを重視しているのか?それとも病院から“何かを得ること”を重視しているのかが分かります。
病院側の視点で考えれば、お給料を支払う以上、あなたが(病院にとって)役立つ人材でなければいけません。
「教育体制がしっかりしている」「待遇がいい」「家から近い」なんていうのは応募者側のメリットであり、採用者側から見たらメリットでも何でもありません。
ましてや「貴院で勉強させていただきたい」なんていうのは論外。
職場は学校ではありません。
このような志望動機はあなたが病院に「与える」ことよりも「得る」ことに意識が向いていることを表しています。
志望動機では、自分が病院でどんな貢献ができるかを明確にしましょう。

  • ◯◯◯の経験を活かして貴院でも患者さんに寄り添える看護師として尽力したい。
  • 貴院では◯◯でお役に立てると考えている。

など、自分を雇うことで病院側にどんなメリットがあるのかを示すことがポイントです。

4)マイナス要素を乗り越える力・体制があるか?

子育て中の人や、ブランクがある人、または何度も転職しているような人は採用者の目にはマイナス要素に映ります。
他の応募者と比較した際、あなたを採用する優先順位がさげられるということです。
しかし、そこをどう乗り越えていこうとしているのか。
例えば、小さなお子さんが入るけれども、夫や両親の協力を得ることができる。とか、ブランクはあるけれども、復職支援研修でしっかり学んできた。とか。

あなたのマイナス要素を乗り越える意欲や具体的な方法が明確になっていれば、マイナス要素ではなくなり、逆にプラス要素にすることだってできます。

5)文章能力(知能)

メガネをかけた猫

これはあまり気にされない応募者が多いので特に注意が必要です。
志望動機に誤字脱字があるのはもう論外。
採用者は最後まで読みません。もちろん、採用することもありません。
また、あまりにも幼稚な表現や言葉使いの間違いがある場合もNGです。
看護師である前に、一人の大人として正しい日本語を使い、教養のある文章を書けているかどうか、採用者側はしっかりと見ているのです。

注意すべき点

自信過剰にならないように

威張るうさぎ

前述した通り、「あなたがいかにして病院に貢献できるか?」を示すことはとても大切です。
しかし、あまりにも今までの実績を並べすぎると、自信過剰だと思われて逆効果になることがあります。
自意識過剰で、協調性がないと受け取られてしまうからです。
笑い話のようですが過去には「こんな経験豊富な私が、あなたの病院に入ってあげたら相当役立つと思いますよ。
その代わり、お給料を高くしないと入らないわよ。」的な、上から目線の応募者もいたようです。
もちろん、不採用になったそうですが。
日本人は昔から謙虚さも大事にしますからこのような上から目線の態度は完全NGです。

あれもこれもと書き過ぎない

志望動機を履歴書に書く場合、200〜300文字程度に収める必要があります。
限られた文字数の中で、あれもこれもと詰め込んでいては、言いたいことをただ箇条書きにしただけの内容の薄いものになってしまいます。
志望動機の『根拠』となる経験があってこそ、内容が深まり説得力が増すのです。
「これぞ!」というものを1〜2点にしぼりましょう。
そして、“実際の経験”や“その時の気持ち”も含め、真実味のある志望動機にすることを心がけましょう。
そんな志望動機こそ、採用担当者の心に響くはずです。

さいごに

世界中で多くの人々に愛されているミッキー・マウスの生みの親、ウォルト・ディズニー(Walt Disney, 1901-1966年)は、次のような名言を残しています。

与えることは最高の喜びだ。他人に喜びを運ぶ人は、自分自身の喜びと満足を得る。

あなたは看護師という仕事を通して、人々に何を与えられますか?
患者さんや職場となる病院にあなたが持てるものを与え、人々を喜ばせることができた時、あなたは自分が与えたもの以上の喜びと満足感を得ることができます。
職場は、あなたが人々に喜びを与える機会をもたらしてくれます。
そんな夢のある職場、仕事に対する感謝の気持ちを志望動機に込めることができれば、必ず読んだ人の心にも伝わります。

あなたが書いた志望動機を、ぜひ私たちにもシェアしてください。

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