転職して一念発起!准看から正看、そして糖尿病療養指導士も

ガッツポーズ 看護師

今日は、看マジョ編集部に届いた転職体験談をご紹介いたします。 元看護師で、現在は育児休暇中のkouさんからです。 kouさんは、准看護師として長年総合病院に勤務された後、個人病院への転職を機に一念発起し、時間を見つけては自己学習を重ね、糖尿病療養指導士と正看の資格を取得されました。

辛い時期を乗り越えながらも、自己研鑽を続ける姿に感銘を受けます。 30歳を過ぎた後でも、自分の頑張り次第でどこまでも成長することができるんですね! 「自分も何かしなくっちゃ。」「でも何をすればいいのか分からない。」と悩んでいる方! これを読めば良い刺激を受けるはず・・・

准看から正看、糖尿病療養指導士になったkouさんの事例

こんにちは。私は元看護師のkouです。

高校を卒業して准看護学校へ入学し、18歳から准看の学生をしながら看護助手として
総合病院で働きました。

働きながら学校へ行くという、学生と社会人の“二足のわらじ生活”が2年。
両立するのは本当に大変でしたが、なんとか2年間で無事に准看護師の資格を取得!
20歳のときに看護助手として勤めていた病院に、そのまま准看護師として採用されました。

手術室看護師として7年。異動先の病棟にカルチャーショック!

手術室

最初の配属は、中央手術部でした。
手術室看護師として7年間勤務し、8年目にして突然の異動。
血液内科病棟に配属されました。

手術室での経験が長かったので、最初に紺色の術着から白いナース服を着た時はすごい違和感・・・!
病棟の雰囲気にもカルチャーショックを受けて、病棟での看護業務に慣れるまで本当に大変でした。

当時、看護師8年目だった私は、同じ病棟スタッフから時には新人看護師として扱われ、また時にはベテラン看護師として扱われ・・・

その差が激しく、心身共に大きなストレスになってきました。

手術部では2交代制でしたが、病棟は3交代という・・・生活リズムの変化もあり、身体にも支障が出てきました。
体調不良から身体を壊し、結局、異動から1年3ヶ月後に泣く泣く退職。
しばらくは仕事を離れて静養していましたが、やっぱり看護師として働きたい!という気持ちも残っていたので、体力が回復するのを待って復帰することに。

長年勤めた病院へ再就職することも考えましたが、持っている資格が「准看護師」だったので希望の条件が通らず、別の職場を探すことになりました。

まずは友人に勧められた看護師求人サイトに登録し、たくさんの求人情報を集めながら「自分にあった職場とは・・・?」をじっくり検討していきました。

手術部勤務が長すぎて病棟の仕事についていくのに苦労したこと、
准看護師ゆえに分からない専門的な看護記録、
看護師8年目なのに新人扱いされたこと、、、

そんな様々なトラウマが渦巻き自身喪失していた私でしたが、
求人サイトのコンサルタントさんにも励まされ、少しずつ自身を取り戻していきました。

そして2ヶ月後には近所の個人病院に決まりました!
それが初めての転職です。

転職してできたゆとりで勉強。糖尿病療養指導士と正看の資格を取得!

猛勉強する女性

当時は、初めての個人病院勤務が自分に合うだろうか・・・と不安もいっぱい。

でも一方で「この転職をチャンスに変え、看護師としてもっと勉強したい!成長したい!」という気持ちもありました。

過去には患者さんやご家族から「あなたは准看護師?はあ、准看か・・・」、「今の時代は正看護師じゃないとね」という冷たい声に多少なり傷を負っていましたし、また同時に、自分自身でも正看を取らないとダメな時代だと焦りも感じていました。

そんな私にとって、ゆとりがあって自分の時間を作りやすく、勉強時間を作りやすい個人病院はぴったりな職場でした!

新しく就職が決まった個人医院の先生はとても優しい先生で、その先生のご協力もあり、転職してしばらくして「糖尿病療養指導士」の資格を取得することができました。

准看護師でこの資格を取得する人はとてもめずらしいそうです。
あのまま総合病院で働いていては、絶対に不可能だったと思います。

転職先の個人医院はアットホームな雰囲気で、スタッフ全員にゆとりがあり優しさにあふれ、良い意味で勉強する時間的余裕があったからこそでした。

総合病院でも、スタッフ一人一人の優しさはありましたが、忙しさゆえにギスギス、
ピリピリした雰囲気もあり、人手が少ないため勉強の時間を確保するのは至難の技だったと思います。

個人医院に転職したことで、時間的にも身体的にも、そして精神的にも余裕が生まれ、勉強しよう!
もっと成長しよう!という意欲が湧きました。

個人医院とは言っても、外来と病棟、往診もあり、今までほぼ手術室しか経験したことのない私には
とても貴重な体験となりました。

糖尿病療養指導士の資格を取得したのをきっかけに、さらに勉強への意欲が高まり、
正看の進学コースへ入学しました。
その後働きながら無事に卒業し、正看護師の資格を取得しました。
そのままお世話になった個人病院で働きたかったのですが、結婚・出産という私生活の変化から今は退職して専業主婦をしています。
もう少ししたら再び看護師・糖尿病療養指導士として働くつもりです。

転職には大きなエネルギーを要するが、得られるものも大きい

キラキラ_ガッツポーズ_女性

転職するには、非常に大きなエネルギーを使います。 身体面でも精神面でも、転職に必要とするエネルギーはとても大きいため、このまま同じ職場で働いていた方がいっそのこと楽なんじゃないか・・・と思ったりもします。
しかし、やってみて損はないと確信しています。

やってみて広がる世界、学べる事、自分でも気づかなかった特技など、新しい発見がきっとあります。
逆に、時には前の方が良かったと後悔する事もあるかもしれません。

物事には何でも良い面と悪い面の二面性がありますよね。 悪い面や弱い面は、探さなくても目につきやすく目立ってしまいますが、良い面や強い面は探さないと気付かない・・・という事が多々あります。

あなたも意識して良い面を見るようにすることで、自分の周囲にはこんなにも幸運があったんだ!と気づくはずです。

何かを始める時は、心身に大きな負担がのしかかってきます。
しかし、やり遂げた時、その苦労の何倍もの幸せを得る事ができるのだと思います。

たとえ、一見、得たものが少ない結果になったとしても、あなたが挑戦し努力した時間は、決して無駄にはなりません。 仕事以外にも、様々な経験が自分というものを大きく成長させるのだと思います。

身体に支障をきたしてまで働き続けない!

ダメ!女性看護師

また、肝心なのは身体に支障まできたしても、同じところでズルズル働かないことだと思います。
以前、子育て中の看護師のみを対象とした、職場復帰の集いがありました。

総合病院、大学病院、クリニック、医院等、様々な施設・特徴・条件の方が大勢あつまり、みなさんの生の声が聞けました。
みなさんが口を揃えて言ったいたのが、「身体を壊してまでも働く必要はない」でした。

一人ひとりが、色々な理由で退職されていたり、または職場に籍は置いたまま育児休暇を取得している状況でしたが、「職場が合わないなら、今が転職するチャンス!」と話していました。

これは参加者だけでなく、看護師経験を積んだナース人材センターの部長も言っていた言葉です。
今、思うと私も全く同感です。

職場のストレスで深く悩んでいる方は、良い意味で人生を変える(転職する)絶好のチャンスと思って、それを前向きに捉えて実行されていただきたいと思います。

何か少しでも参考になっていただきたく、書いた次第です。

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