ミスしちゃった、、、看護師辞めたい!の悩みを解決する4つの方法

中途採用の看護師

みなさんこんにちは。
看マジョ編集部のキタ ミドリです。

今日は、仕事でミスをして仕事を辞めたくなってる看護師さんに向けてのお話です。

看護師の仕事って、嫌になるくらい責任が重たいですよね。
医師ほどの重さじゃないかもしれないけれど、自分がおかしたミスで、患者さんの命を危険にさらしてしまうこともあるんですから。

大きな声では言えませんが、私も看護師時代にミスしたことがあります。

転倒事故なんてしょっちゅうですし、食事の取り違え、食前の血糖チェックもれ、点滴の接続が外れているなどなど。一度だけ、配薬ミスをしたこともありました。

幸い、命に関わる大事故にはなりませんでしたが、ミスをするたび心が痛いし、辛いし、、、何度も仕事を辞めたくなりました。

でも看護師だって、しょせん人間。

人間だれでもミスを起こすんです。

どんなに立派な看護師でも、大なり小なりミスは起こしているもの。

あなたの周りにいる怖い顔した主任や師長だって例外ではありません。

人間は誰でもミスをおこしてしまうものなんだから、「ミスを起こした」事実よりも、「ミスしたあとにどのように対処したか?」「同じミスを繰り返さないために、そこから学べる教訓を活かしたか?」ってことの方が大事なんです。

いいですか?

ここ、大事なポイントなんでもう一度言いますね。

『ミスを起こした』事実そのものよりも、「ミスをしたあとにどう対処したか?」「同じミスを繰り返さないために、そこから学べる教訓を活かしたか?」ってことのほうが大事なんです。

今日は、看護師がミスをしてしまった時に取るべき行動、ミスを隠してしまった時の対処法、辛さを乗り越える方法などについて、一緒に考えてみましょう!

小さなミスでも、大きなミスでも、看護師の精神的ショックは大きい

看護師って性格的にまじめで責任感の強い人がほとんど。

「私はそんなことないよ」

って思っても、他の職種と比べると、やっぱり「ちゃんと責任感を持った人」が多いんです。

だから・・・というわけでもないですが、看護師さんは「ミスを起こした」という事実だけで、精神的にかなり強いショックを受けます。

それがどんなに小さなミスでも。

しかも、この精神的な苦しみは「ミスを起こした事実」だけが原因じゃありません。

「インシデント・アクシデントレポートを書かなきゃいけないこと」も、看護師を苦しめる要因です。

誤解を招かないために補足しますが、レポートを書くことそのものは、決して悪いことじゃないんですよ。ミスが起きた原因を振り返り、繰り返さない対策を立てることは必要不可欠なことです。

それは確かにそうなんですが、そういうことじゃなくて、レポートを書く“状況”が看護師を精神的に追い詰めるんです。

だって、レポートを書くのはたいてい『勤務終了後』の時間ですよね。

例えば『夜勤明け』でレポートを書く状況。

一睡もできなかった夜勤明けでそのまま残ってレポートを書いていたら、あっという間に昼過ぎです。本当ならば夜勤明けで10時には帰れるはずなのに、気づけば日勤さんがお昼休憩をとっている隅の方でレポートを書いている自分・・・。

そして『日勤が終わった後』に書く状況。

朝から夕方まで、患者さんのケアのために走り回り、体力も精神力も使い果たした夜19時。みんな「お疲れさまでした〜」って帰って行くのに自分だけ取り残されて、イブニングケアに廻る夜勤さんの気配を感じながら、休憩室の隅で頭を抱えながらレポートに向き合う自分・・・。

ミスしてしまった看護師の精神的苦しみは、「しんどい」「辛い」なんて言葉だけじゃ到底表現できません。

しかも、インシデント・アクシデントレポートを書く時間は当然、残業手当なんてつかない。

・・・もう泣きたくなります。゚(゚´Д`゚)゚。!!

せめて、就業時間内に書けたら気持ち的にも体力的にもマシなのに・・・。

だってレポートを書くことも立派な仕事でしょ?
みんなに貴重な学びを提供しているんですから。

ミスをしてしまった看護師の精神的苦痛を和らげるために、インシデント・アクシデントレポートは「就業時間内に書くのが普通」って風潮になることを目指したい!

ミスをしてしまったら、とにかく初期対応が大事だと肝に銘じておこう!

仕事中に自分がミスをしてしまったことに気付いた時、一体どうすればいいのでしょうか?

自分自身で気付いた場合であれ、他の看護師や患者さんなど「自分以外の人」から指摘されて気付いた場合であれ、やることは基本同じです。

自分のミスに気付いたら(知ったら)、

  1. 患者さんの被害を最小限にとどめるため、できるだけの手段を尽くす
  2. 1秒でも早く患者さんと上司に伝える

この二つが、ミスを起こしてしまった時の重要な初期対応になります。

①患者さんの被害を最小限にとどめるため、できるだけの手段を尽くす

もしも点滴などの投薬ミスなら、ミスに気付いた段階で即時に中止する。

患者さんに投与される量が一滴でも少なくなることを考えて、ルート内に入ってしまった薬液も廃棄するために、末梢ルートであれば穿刺しなおす。

穿刺し直しができない場合、点滴ボトルだけでなくルートごと交換する。

もしも食前の血糖測定やインシュリン注射を忘れていたら、気付いた時点ですぐに実施する。

食事の途中でも。
スライディングスケールの指示が出ている時は、食事の開始時間、済んでしまった食事量をメモして医師の指示を仰ぐこと。

もしも配薬ミスで他人の薬を飲ませてしまったとき、まだ口の中に残っているなら手でかき出したり、吐き出してもらったりする。飲み込んでしまったのなら(無理に嘔吐させるのは危険なので)医師の指示を仰ぐ。

などなど、患者さんへの被害を最小限にとどめるために、『その瞬間にできる最大限の対応』を講じるのです。

②「1秒でも早く」患者さんと上司に伝える

ミスに気付いたら、まずは患者さんの被害を最小限にとどめるための対処をすることが最優先ですが、それができたら次は、一秒でも早く患者さんと主任や師長などの上司に伝えることが大切です。

いいですか?

「一秒でも早く」ってところがポイントです。

自分でその状況がよく理解できていなくても構いません。
とにかく「報告」するんです。


師長、私、よく分からないんですが、たぶんなんかミスしちゃったと思うんです

のような、曖昧な言葉でも構いません。

頭を整理してから・・・なんて考えていたら、あっという間に1時間、2時間が過ぎてしまいます。そんな風にどんどん遅くなっちゃうよりは、よく整理できていないままにとにかく早く報告する方がずっといい。

ミスをすれば、多少なりとも責められるでしょう。
でもそのとき、もしも報告が遅れていたら、

  1. ミスをした事実
  2. 報告が遅れたこと

の2点について、あなたは責められることになります。

ミスに気付いてから一時間後に報告したら
「なんで一時間も黙っていたの?」と追求されます。

ミスに気付いて速攻で報告すれば、あなたが責められる要素は

  1. ミスをした事実

の一つしかありません。

ミスの事実については責められるかもしれませんが、速攻で正直に報告したことについては褒められることもありますし、上司の心の中では(口にするかしないかは別として)「○○さんは正直な人」という好評価が生まれるでしょう。

また、患者さんやご家族に報告するときは、上司に報告するよりずっと「どれくらい早く、正直に伝えたか?」というスピードがポイントになってきます。

患者さんご自身が成人していて意識がはっきりしている人、家族の中で意思決定の力を持っている人であれば、伝えるのは患者さん本人だけでいいかもしれないですし、未成年や意識がない人の場合、または、家族の中に別に意思決定する力を持っている人がいるような場合は、きちんと家族まで報告することが必要になるでしょう。

患者さんやご家族の誰まで報告するべきかは、主任や師長などの上司が考えることなので、あなたは心配することはありません。

いずれにせよ、患者さん側にも『一秒でも早く』伝えることが大事。

「①ミスをした事実」よりも、「②報告が遅れたこと」の方が、後々大きなトラブルに発展することは必至です。

ミスを隠してしまった、、、後悔しているなら取るべき対処法

ミスをしてしまった時、誰にも言わず隠してしまう看護師さんは少なくありません。

誰にも見られていない
誰にも気づかれていない

そう思って隠してしまうのです。

ミスをすれば当然、周囲からは責められますし、業務量だって増えますし、インシデント・アクシデントレポートなんて(書く側の立場からみれば)“みんなの前に吊るし上げられる”ために書いているようなもの、、、

自分の間違いを素直に認め、公(おおやけ)にするには勇気がいります。
精神的に強くないと、なかなかできないものです。

人間は弱い生き物ですから、『自分を守る』ために、自分がおかした間違いを隠してしまうのでしょう。

自分がミスしてしまったことを隠した看護師さんは、後ろめたい気持ちから、

・ショックで眠れない
・ご飯が喉を通らない
・ミスしたことが頭から離れない
・息苦しいほど心が痛い
・何をしてても楽しめない

という、「ミスをしてしまったショック+隠してしまった後悔」で二重の苦しみを味わうことになります。

この二重の苦しみから解放されるには、どうすればいいのか・・・?

それは、今からでもミスを告白することです。

「いまさら言えるわけがない」

あなたはそう思われるかもしれませんね。
ミスを隠している期間が長ければ長いほど、どんどん言いずらくなっていくでしょう。

一日前のことならまだ言えますが、数ヶ月も前のことになると、さすがにもう言えませんからね(苦笑)

でも、ミスをしたことをきちんと告白すれば、少なくとも『隠してしまった』ことに対する後ろめたさや苦しさからは解放されます。

代わりに、師長や主任、患者本人やご家族からの非難をあびるかもしれないけれど、その苦しみは、ミスを隠してしまったことに対する苦しみより、実は案外軽いもの。
心にズシッとのしかかっていた重みがフッと軽くなるのを感じることでしょう。

「なんだ。こんなことならちゃんと言えばよかった。」

あなたはきっと、そう思うはずです。

24時間頭を離れることなくつきまとっている、この精神的な苦しみから解放されたいなら、たとえ数ヶ月前のミスでも勇気を持って告白してみる価値はあります!

ミスの辛さを乗り越える方法

先述した通り、“人間はミスを起こす生き物”です。

どんなに立派な看護師さんでも、どんなにベテランさんでも、ちょっとした気の緩みや、たまたま業務が立て込んで忙しくなったことがきっかけでミスを起こしてしまうことがあるのです。

ミスをしてしまったことに対する辛さや苦しみを乗り越えるためには、一体どうしたらよいでしょうか?

1)ミスを学びに変えて、もう二度と同じミスを起こさない

あなたがおかしてしまったミスは、今回は偶然、あなたの元にやってきたかもしれませんが、実はあなた以外の人がおかしてしまった可能性もあります。

道路網は、世界中ありとあらゆる場所に張り巡らされていますが“事故が起きやすい場所”というのはたいてい決まっていて、そこでいろんな人が事故を起こす・・・と同じ。

そこには、「ミスを引き起こしやすい“何か”」があるのです。

本当にミスを根絶しようと思うなら、あなたがミスをおこしてしまった原因を探り、それを事前に予防できるよう、システムから変えていかなければならないのです。

ミスを学びに変えて、もう二度と同じミスを繰り返さないための対策を考えること。

ミスという「事実」が「学び」に変わった時、あなたの辛さは少し和らぐはずです。

2)精神的な修行だと思う

「人間は修行のためにこの世に生まれてきた」という言葉を聞いたことはありますか?

私は特定の宗教を信じているわけではありませんが、辛いことがあったとき、この言葉を思い出すと、フッと心が軽くなる気がします。

神様はあえて、私に試練を与えて、私がどんな風に反応し、対処するのかを見ているのかな、、、
自分が“修行のため”に生まれてきたのなら、これはその“修行の一つ”じゃないのかな、、、

そう考えると、「ミス」に関連して生じる「嫌だな。辛いな。みんなにどう思われているだろう?陰口を言われてるだろうな」などという余計な考えに気持ちが分散せず、「ミスにどう対処するか?学びをどう活かすか?」という点だけに気持ちを集中させて考えることができるようになります。

3)大きな声で思いっきり告白しちゃった方が気が楽になる

辛いことがあったとき、一人で抱えて黙っていると、もっともっと苦しくなります。

いっそのこと、「私、こんなミスしちゃったんです!みんなも私と同じ間違いをしないために、気をつけた方がいいよ〜!」と、大きな声で告白しちゃう方が気持ちがスッと楽になります。

身体の中に溜め込んだ“悪いもの”を一気に吐き出しちゃうようなイメージです。

しかもそれって、同じような悩みを抱えている看護師さんの“救い”になったりします。

「よかった。私だけじゃなかったんだ。」って。

だから、自分の身やプライドを守りたい気持ちを排除して、いっそのこと、大きな声で告白しちゃいましょう。

4)「“何か”が違う」という、神様からのメッセージなのかも

ミスが立て続けに起こる
何度も同じミスを繰り返してしまう
時間が経ってもミスからなかなか立ち直れない

このような“自分が望まないこと”“意図しないこと”が次々と起きるとき、それはもしかしたら「“何か”が違うんだよ」という神様からのメッセージかもしれません。

今いる場所(職場)が違う
今の仕事(職種)が違う
あなたの考え方が違う

など。

根本的に“何か”を変えるべきだと神様が伝えてくれているのかもしれません。

神様はいろんな方法であなたを“本来進むべき道”へと導いてくれています。

あなたが本来進むべき道じゃない方へ進んでしまったとき「そっちは違うんだよ」ということを伝えたくて、あなたが望まないことを次々と起こし、あなたに知らせようとするのです。

そんなときは、今の仕事や職場に固執せず、思い切って別の世界へ飛び込んでみることが良い解決策となることがあります。

職場を変えてみる、職種を変えてみるということです。

看護師さんは看護師にしかなれないと思うかもしれませんが、看護師の免許を活かしつつ、企業でOLのように働いたり、病棟から献血ルームに転職したりしたら、まったく別の世界になります。

実はあなたには、そういった別の世界の仕事の方がぴったり合っているのかもしれません。

まとめ

仕事でミスをして辞めたくなってしまうことは、決して稀な出来事ではなく、世の中の看護師の99%が経験することだと言えます。

「人間だから、誰でも必ず間違いは起こしてしまうもの」とはいえ、看護師は患者さんの命を左右する仕事だから、「仕方ないよね〜( ̄∇ ̄*)」なんて気楽にとらえて忘れてしまうわけにもいきませんね。

もしもあなたが、何度も同じミスを繰り返してしまったり、ズルズルと精神的な辛さを引きずってなかなか立ち直れないでいるのなら、思い切って今の環境を変えてみるのも良い方法です。

しかし、はっきりとした目標もみつけられないまま、ただ自分一人で別の世界(仕事)を見つけようとしても、何を基準に選べばいいのかわかりませんし、必要な情報も十分得ることができませんよね。

ここでオススメなのが、転職のプロである、転職エージェントのサポートを受けることです。

あなたが経験してきたこと、感じていること、得意不得意や置かれている状況などから、たくさんの看護師の転職を成功させてきたプロの視点であなたにアドバイスをくれるはずです。

「今の辛い状況から抜け出したい」「環境を変えてみたい」と思っている人は、ぜひ一度、転職エージェントに相談してみてください。

看マジョ編集部がオススメする転職エージェントは看護のお仕事 マイナビ看護師 の二つ。

どちらも完全無料で使えますので、一度、思い切って相談してみましょう。

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