透析室の看護師辞めたい!・・・と思ったら、この3つを考えてみて!

みなさんこんにちは。看マジョ編集部のキタ ミドリです。

今日は、望まない透析室に異動になってしまい、辞めたくて仕方ない、、、と悩んでいる看護師さんに向けてのお話です。

先日、看マジョ編集部に神奈川県の看護師A子さん(26歳)からこんなご相談が寄せられました。


私はある総合病院に勤めて4年目になる看護師です。

今年の4月、整形外科病棟から透析室へ異動になってしまいました。
透析室への異動は、自分が希望したものではなく上から指示されたものです。

透析室の仕事は特殊で、毎日同じ患者さんに、同じ処置や看護を繰り返すだけ。
今までの経験があまり役に立ちませんし、何より、看護師よりも患者さん自身の方がよっぽど知識をもっているので「看護師なのにそんなことも知らないの?」って顔されたりして、嫌になります。

透析室に長く勤める先輩は、透析室の仕事には詳しいですが、それ以外の知識は浅いです。

このまま、あと数年も透析室で働くと思うと、うんざりします。
将来はガン患者のケアや救急看護を学びたいと思っているので、できれば外科病棟やICUに異動させてもらいたい。今の職場で異動が無理なら転職も考えています。

こんな私はワガママでしょうか?

う〜ん・・・同じような悩みを抱える看護師さんは多そうですね。

透析室の仕事は特殊なので、他の部署から異動してきた看護師さんがカルチャーショックを受け、仕事に馴染めず悩んでしまうことも珍しくありません。

今日はそんな看護師さんに向けて「透析室に異動になったけれど馴染めず辞めたくて仕方ない!」というときに、どうすれば良いのか?その解決策についてお伝えします!

“独特の世界”が広がる透析室の看護

透析室って、病院の中でも独特の世界ですよね。

看護師の仕事といえば、プライミングと穿刺、透析中の血圧測定や翌日の準備など、毎日同じ仕事の繰り返し。

まれに透析中に患者さんの血圧が一気に下がったりしたときは、一瞬、部屋全体に緊張が走りますが、たいていそれもすぐに解消され、あっという間に落ち着いた日常に戻ります。

基本的にルーチン業務ばかりなので、イレギュラーな対応が好きな人や、たくさんの患者さんと広く・浅く関わりたい看護師さんにとっては辛い職場だと言えます。

また、患者さんご自身が自分の病気についてかなり深く勉強しているので、看護師サイドが中途半端な知識しか持っていないと患者さんから信頼してもらえず、時には冷たく当たられてしまうことも、、、

そんな“特殊な世界”が広がる透析室ですが、慣れてしまえば案外、働きやすかったりもするんです。

透析室に勤めるメリットってなんだろう?

透析室は特殊すぎて馴染めない、ルーチン業務ばかりでつまらない、、、と感じる看護師さんがいる一方、そういった点をメリットだと感じる看護師さんが大勢いるのも事実。

透析室では、病棟業務のようにオペ出しや検査の送り迎えで退勤時間ギリギリに呼び出されることはありませんし、緊急入院もありません。

点滴に回っている途中で排泄介助に呼ばれたり、食事介助の途中で検査出ししなきゃいけなくなったりもしません。

毎日、同じ時間に、同じ患者さんが来て、透析を回し、返血をして、そして同じ時間に見送りする日々。

同じ業務の繰り返しなので、覚えなきゃいけないことは限られていますし、残業もほとんどありません。
周囲にはいつも同僚の看護師がいるので、ヘルプを出しやすいですし、わからないことも聞きやすい。

身体的にも時間的にも楽なので、結婚したあとにも続けやすいというメリットがあります。まずは総合病院で透析看護の経験を積み、その後に結婚退職、そして子育てしながら透析クリニックで働く・・・なんてことができるのも、透析室のメリットです。

そして今は透析看護の認定看護師制度もあるから、専門を極めてスキルアップしたい人にもモッテコイだと言えます。

<透析室のメリット> 

  1. 覚えることが少ない
  2. 残業が少ない 
  3. 体力的に楽 
  4. 周囲の看護師にヘルプを出しやすく、孤独になりにくい 
  5. 子育てしながら透析クリニックで勤めることもできる

まずは心を開いて真剣に取り組んでみる

人間って、慣れ親しんだ環境から離れて、別の世界に飛び込むことに心理的抵抗を覚えるのがふつうです。

(ごく稀に、全く新しい環境に突き進むことが好きな人もいますが、そういうアクティブな人はまだまだ少数派。)

それは、人が自分の身を守る上で自然な心の動きなので、ある意味“当然のこと”だと言えます。

あなたも今、慣れ親しんだ環境(病棟)を離れて、透析室という特殊な世界に異動させられてしまったので、心理的な抵抗(防衛)を感じているのでしょう。

その抵抗の気持ち自体は、誰にでも起こりうることですので仕方ありません。

しかし、いつまでも「嫌だ嫌だ」と心を閉ざしていると、結局は自分が辛い思いをするだけ。

心を閉ざしていると学べるはずのことも頭に入ってきませんし、知識やスキルも身につきません。

透析室で得られる知識や経験は、あなたが望む「がん患者さんのケアや救急看護」を極める上でも、決して無駄にはなりませんよ。

腎不全で透析している患者さんが救急で運ばれてきたとき、あなたの透析室での経験が生きてくることでしょう。

だからまずはとにかく、透析室の仕事に心を開いて、真剣に取り組んでみませんか?

「とりあえず半年」でも構いません。

半年間、透析看護に真剣に取り組めば、その先には、新たな視点で物事を考えることができるあなたがいるはずです。

それでも無理なら、異動願いや転職も視野に入れて動いてみる

まずは半年間、「こんな仕事、イヤ!」という気持ちを横に置いて、真剣に透析看護に取り組んでみましょう。

するとほとんどの看護師さんは、次第に「透析室も意外と悪くないな」と感じて楽しくなってくることでしょう。

先述した通り、透析室での経験は決して無駄にはなりません。

「透析看護もできるナース」というあなたの“強み”になるはずです。

しかし、半年間、心を開いて真剣に取り組んだのに、それでもどうしても無理、、、辞めたい、、、と思うのであれば、それはもう、別の部署に異動させてもらうか、転職するかのどちらかしかありません。

異動か転職か・・・?は悩むところですが、それは「これから先もずっとこの病院で働きたいか?」という視点で考えてみると判断しやすくなります。

これから先もずっと今の病院で働きたいと思うなら、まずは上司に「異動させてください」とお願いしてみましょう。

その願いがすぐに受け入れてもらえるかどうかは状況次第ですが、あなたから必死にお願いすることで、病院側も「退職されちゃうくらいなら、異動させてあげた方がいい」となるはずです。

また、もしも、今の病院での将来が思い描けないのであれば、これを機に転職したほうがいいですね。

働きながらの転職は、情報収集や履歴書の作成、面接の調整など色々と大変ですので、関東や関西、名古屋、札幌や福岡など大都市に住んでいる看護師さんであれば、転職サイトに登録してみると良いでしょう。

大都市では転職サイト経由で転職する看護師さんが大勢いるので、便利に活用できるはずです。

初めて転職サイトを利用するなら、業界最大手の「マイナビ看護師 」と「看護のお仕事 」が安心して利用できるのでお勧めです。

地方に住んでいる人であれば、まずはハローワークで求人を探してみることをお勧めします。

もちろん、履歴書の添削などを依頼したいときは、転職サイトも併用すると便利です。

ただし、地方では転職サイトを使って転職する人はそれほど多くないので、採用の足かせになってしまう可能性も否めません。
つまり、病院側から見たら「直接応募なら採用してもいいのに、、、(転職サイト経由だからやめておこう)」となる危険性があるということです。

まとめ

  • 透析室の仕事は、看護師にとって特殊な世界なので、他の部署から異動してきた人は心理的抵抗を感じやすく、「仕事に馴染めない、、、辞めたい、、、」と悩むことも多い。
  • しかし、透析室には残業が少ない、身体的負担が軽い、子育てしながらも続けやすいなどのメリットがあり、仕事に慣れてしまえば働きやすい職場でもある。
  • 「嫌だ嫌だ」と感じる気持ちを一旦横に置き、まずは半年間、心を開いて真剣に仕事に取り組んでみよう。
  • 真剣に取り組んだ半年後、それでもまだ「嫌だ辞めたい」という気持ちが強いなら、異動を申し出るか、または転職の道を探してみよう。
  • 働きながらの転職活動は、大都市に住んでいる看護師さんなら転職サイトを活用し、地方に住んでいる人ならハローワークで探すことから始めよう。

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