老健を辞めたい看護師さん必見!辞める?辞めない?はこれをcheckして決めるべし

みなさんこんにちは。看マジョ編集部のキタ ミドリです。
この記事は、せっかく老健に就職したのに辞めたくなってしまった看護師さんに向けたお話です。

老健を辞めたくなってしまう理由はいろいろありますが、大きくわけると、どの看護師さんも同じようなポイントにつまずいています。

  • ケアのレベルが低すぎる
  • 介護士さんとの人間関係のトラブル
  • 看護より移乗・排泄介助・食事介助などの介護ばかりで体力的にきつい
  • 夜勤回数が多すぎる
  • 一人で受け持つ入所者の数が多すぎる
  • 医師がいないので、自分で判断しなきゃいけないプレッシャーと精神的ストレス
  • コスト削減意識が強すぎる経営者のやり方についていけない

などです。

ここでは、そんな悩みをどのように捉えて解決すればいいのか?そもそも解決する方法ってあるの?についてお話し、老健を辞めるべきか?辞めちゃダメなのか?という問題を判断するヒントをお伝えします!

そもそもあなたはなぜ老健を選んだのですか?

今は「老健なんて辞めたい・・・」と思っているあなたですが、そもそもなぜ『老健』という職場をえらんだのでしょうか?
看護師なんだから病院で勤めればいいのに、わざわざ老健を選んだのには何か理由があったはず。

そうなのよね、、、( ̄∇ ̄;)

子育てと両立できる職場がよかった
病棟の緊張感とバタバタ感が嫌だった
ゆっくりと仕事をしたかった
病院は看護師同士の人間関係がギスギスしていて嫌だった

こういった理由があったから、老健を選んだんですよね?

今、老健を辞めたい一番の理由は置いといて、そもそもあなたが老健を選んだ理由(老健に望んだこと)はとりあえず叶っていますか?
それとも叶わなかった・・・?

もしも、老健に望んでいたことが叶っていないのであれば、あなたは職場の選択を間違ってしまったようですね。。。
就職活動のとき、情報収集が不十分だったのではないでしょうか。

そういう人は、もう一度、就職活動からやり直さないといけないかもしれません。
しかも今度は、しっかりと情報収集をして慎重に選ばなくてはいけません

そもそも望んでいたことが叶ってない!というあなたは、続きの記事は吹っ飛ばして老健に似た感じのオススメな職場もある に進みましょう。

せめて入職から3ヶ月は頑張ってみよう

一般的な病院の病棟や外来などから老健に転職すると、だいたいの看護師さんはまず、その『仕事内容の違い』に驚きます。

そうそう〜( ̄∇ ̄;)!!

病院は『医療』を提供する場ですが、老健は『介護』を提供する場。
そもそも目的が違います。

老健では、看護技術を活かせるようなモニター管理、ドレーン管理、輸液や注射、採血、清拭はほとんどなく、移乗と食事介助、排泄介助ばかり。たま〜に医療っぽいことと言えば、インシュリン注射と胃瘻や褥瘡の管理くらいでしょうか。

これじゃぁ、せっかく身につけた看護スキルが衰えていく、、、┐(´д`;)┌

と不安になる気持ちも理解できます。

しかし、どんな職場でも入職してから慣れるまでに最低3ヶ月はかかるもの。

病院⇨病院への転職でもいろいろ大変なのに、病院⇨介護施設への転職は「仕事内容」が全然違うからはじめは戸惑って当然。

とにかくまずは3ヶ月、頑張ってみましょう

3ヶ月頑張ってみて、仕事に慣れたのにそれでも「やっぱ無理(´A`*)・゚。」ということであれば、そこから「次をどうするか?」を考えていきましょう。

あなたにとっての最大の問題はなに?その内容と解決策!

それでは次に、あなたにとっての「老健を辞めたい」最大の理由(=問題)と、その解決策って何があるんだろう?と考えていきましょう。
ここでは

  1. 介護士さんとの人間関係
  2. 夜勤が多い
  3. お給料が少ない
  4. 仕事が看護ではなく介護ばかり(医療技術のスキルが落ちる・体力的な問題)

についてみていきます。

老健を辞めたい理由① 介護士さんとの人間関係

老健は当然ながら、看護師より介護士さんの人数が圧倒的に多い職場ですね。

中には10〜20年ずっと勤めているベテラン介護士さんがいたり、「看護師なんかより、ずっと入所者さんの身近にいる私たちのほうがよく分かっているのよd( ̄∇ ̄*)!」って新顔の看護師の言うことなんて聞かない介護士がいたり、、、年齢的には50歳代で、人生経験からしても介護士さんのほうが上だったりします。

また、看護師にもいろんなタイプの人がいますから、中には介護士を見下した態度を取る人もいれば、口先でアレコレ指示して、何かにつけて文句を言うだけで、介護士さんたちの大変さや気持ちを理解しようとしない人だっています。

その職場の介護士と看護師との人間関係は、そんな過去の経緯の中で時間をかけて作られてきたものなのでしょう。

介護士との人間関係を改善する『解決策』

そうやって長い時間をかけて作られてきたよくない関係を、いい人間関係に変えるのはどうしても時間がかかります。

まずは、自分から介護士さんに友好的に接してみることから始めましょう。

実際、入所者さんを一番身近で見ているのは介護士さんですので、介護士さんを尊重し、介護士さんの意見に耳を傾けることはとても重要です。

老健はあくまでも「医療」ではなく「介護」を提供することが目的。介護士の仕事がメインで、看護師の仕事はサブ的なものなのです。
日常的な業務は全て介護士さんに任せてリードしてもらい、看護師は介護士ができない業務をちょっとサポートする・・・くらいの気持ちで「一歩下がって」立つ姿勢が、良好な関係を保つコツかもしれません。

老健を辞めたい理由② 夜勤回数が多い

老健に就職して、夜勤の多さに驚いた人も多いのではないでしょうか。

病院の一般病棟に勤めていれば、2交代制なら月に4回、3交代制なら月に9回ぐらいの夜勤が平均ですよね。これは、いわゆる『夜勤72時間ルール』といって、「看護師さんの夜勤はひと月平均72時間までにしましょう」という国が定めたルールがあるからです。

※この『夜勤72時間ルール』に従わない病院は、診療報酬が減額されるなどの罰則があります。また、救急センターやICU、CCU、認知症病棟などの特殊な病棟は72時間ルールの適応外です。

しかし、夜勤の回数については、入職前に求人票や面接で確認できる事項ですよね。あなたはきちんと確認しましたか・・・?

夜勤の回数が多いから辞めたい人の『解決策』

もしも夜勤回数が多いことを承知で採用してもらったのであれば、文句は言えないと考えるべきなので、あくまでも「お願い」という形で上司や経営者に伝えてみましょう。

  • 想像していたより夜勤の仕事がハードで身体が持たない。
  • 自分がいない夜が多く、子供が情緒不安定になってしまった。

などの理由を添えて、夜勤を減らしてもらえるようにお願いしてみましょう
その際、月に何回程度なら大丈夫なのかをはっきり伝えておくことが肝心です。

また、もしも求人票に書かれていたことや面接で聞いていた夜勤回数と明らかに違うということであれば「聞いていたことと違います!」と、ちょっと強気で伝えてもOKでしょう。
もともと想定されていた夜勤回数まで減らしてもらうよう交渉しましょう。

ただし、夜勤回数が減ってしまうことは、そのままお給料が減ってしまうことにつながるので、その点も考えてなくてはダメですよ。あなたにとってベストな夜勤回数(=もらえる夜勤手当)はどれくらいなのか?を考えてからお願いするようにしましょう。

老健を辞めたい理由③ お給料が少ない

病院から老健に転職したら、一気にお給料が減ってしまった、、、と嘆く看護師さんもいらっしゃいます。

病院と老健で夜勤を同じ日数していたとしても、やはり多少はお給料が減ってしまうことは仕方ないことかもしれません。
老健に転職された看護師さんの多くが、病院勤務より年収20〜30万円下がったとおっしゃっています。

お給料が下がったから老健を辞めたい人の『解決策』

お給料に関しても、そもそも入職前に大体の金額が分かっていたはずですから、求人票(または面接時)に書かれていた金額と大差なければそれ以上、どうしようもありません。
夜勤回数を増やすか、昇進して基本給が上がるように頑張る、といったところでしょうか。

ただし、他の老健や、似たような介護施設でも場所によってお給料は違いますので、もっとお給料が高いところへ転職するという手もあります。

高いお給料をもとめて転職するなら、基本給、夜勤手当、通勤手当て、その他の各種手当て、残業代、ボーナス、福利厚生などなど、しっかりと情報収集することが欠かせません。

また、お給料が他より高く設定してある施設は、人間関係など別の要因で問題を抱えていることがあるので、その辺についても手を抜くことなく情報を集めましょう。

お給料UPを求めて転職する人は、自分でハローワークに行くだけでなく、ぜひ転職エージェントも利用してください。実際の手取り月収だけでなく、思いもよらぬ落とし穴や職場の内情など、一般の人には知り得ない貴重な情報を提供してくれます。

とにかくあらゆる手を尽くして情報収集してみて、情報が全部出揃ってからどこの職場にするか、判断するようにしましょう。

老健を辞めたい理由④ 仕事が看護ではなく介護ばかり(医療技術のスキルが落ちる・体力的な問題)

看護師と言えども、老健での仕事は移乗や食事介助、排泄介助などの介護がほとんどですよね。

その他に配薬、バイタルチェック、胃瘻管理、インシュリン注射ぐらいしかありませんから、病院で磨いた医療技術(注射や採血など)を活かす場面などありません。
また、体力を使う仕事が増えるので、足腰の痛みに悩まされる看護師もたくさんいます。

仕事が看護ではなく介護ばかりだから辞めたい人の『解決策』

医療技術のスキルが衰えるのは、老健で働く以上、仕方ありません。これは老健だけでなく、病棟勤務の頃に比べたら、クリニックだって訪問看護だって、デイサービスだって、どこも同じように衰えます。

急性期病院にいた看護師さんからしてみれば、慢性期病棟に異動するだけでも医療技術を活かす場面が減り、医療技術は衰えていくでしょう。

もしもあなたが、医療技術の衰えが理由で辞めたいと感じているのなら、さっさと病院勤務へ戻りましょう。病院の現場から離れている期間が長ければ長いほと、身につけた技術は衰えていきます。

あなたが体力的な問題で悩んでいるのであれば、まずは、自分自身の介護技術について振り返ってみましょう。

あなたは、ボディメカニクスを使った負担の少ない介護ができていますか?
身体はそんなに大きくないのに、いとも簡単に自分より身体の大きな入所者さんのケアができる介護士さんがいたら、その技術を教えてもらうといいですね。

また同時に、今の職場で看護と介護の仕事の線引きができないか、検討してみましょう。

<注意>
ただし看護と介護の線引きには、介護士の理解と協力も必要になってきますし、下手すると反感を買うこともあるので注意が必要です。
あなたたち看護師が『看護師にしかできない仕事』に注力することが、そのまま介護士さんたちにとってもメリットとなるようであれば、協力してもらえるでしょう。

 

老健に似た感じのオススメな職場もある

老健で働くメリットは、生命に関わるようなストレスフルな看護がない、比較的にゆっくりとしている、急変や夜間入院の対応がなく残業が少ないといった特徴から家庭と両立しやすいことが挙げられますね。
実際、そのような働き方を望んで老健に転職された看護師さんは多いと思います。

しかし、このような働き方ができるのはなにも老健だけではありません。

老健以外にも、有料老人ホームやデイケア、リハビリ病院や健診センターなど、いろいろあります。

なかでも有料老人ホームは民間が運営しているので、地方自治体などが運営する老健よりもお給料が高い傾向にあります。しかも、夜勤なし(夜間はオンコールのみ)というところも多いので、老健でお給料や夜勤の多さに不満を感じていた看護師さんにはオススメです。
都市部では、高級志向から庶民的なものまで色んな有料老人ホームがあるので、自分の理想に合わせた選び方ができるのも特徴です。

また、デイケアでは夜勤がなく、簡単なバイタルチェックとトイレ誘導、リハビリ体操くらいで残業もほとんどありません。

リハビリ病院は夜勤がありますが、看護師の比率が老健より高くなり、点滴や採血などの医療技術を活かす機会も老健より少し多くなります。

健診センターでは健康な方を相手にするという意味では全く別の仕事になりますが、生命を左右することがなくて家庭と両立しやすいメリットは老健と同じですし、さらに夜勤がない、採血技術が衰える心配がないといったメリットもあります。

転職エージェントを活用してみよう

医療技術の衰えが心配で「辞めたい」と思っている人は病院に再就職のが一番ですが、そうでなければ老健以外にも色んな職場があります。

また、同じ“老健”というくくりであっても、施設によって働くスタッフが違えば、雰囲気や夜勤回数なども違います。

今、あなたが老健を辞めたいと思っている一番の理由は何でしょうか?

夜勤回数?お給料?介護士さんとの人間関係?医療技術の衰え?体力的な問題?

このまま何年も働けない、、、┐(´д`;)┌と思っているなら、今、思い切って転職したほうがいいでしょう。

そして転職するなら、決して自分一人だけの力で探すのではなく、転職エージェントの力も借りることが重要です。

転職の失敗でもっとも多いのは『情報不足』いわゆる「そんなん知らなかった、、、」です。失敗したくないなら、ハローワークも転職エージェントもぜ〜んぶ活用して、とことん情報収集することが絶対に欠かせません。

転職エージェントなら、あなたが望むもの、望まないものをはっきりとさせて相談すれば、プロの立場からあなたに最適の職場を紹介してくれますし、色んなアドバイスももらえます。

ちなみに、転職エージェントってどこがいいかわからない・・・と悩んでしまう人は、業界大手である「看護のお仕事 」と「マイナビ看護師 」を選んでおけばまず間違いないでしょう。

※コンサルタントとの相性が大事なので、最初は両方に登録して相談してみると良いでしょう。

まとめ

  • 病棟から老健に転職した看護師さんは、ケアのレベルや介護士との人間関係でつまずいてしまうが多い。
  • そもそもあなたが老健に転職した目的は何だったのか?今の不満はとりあえず置いといて、当初の目的すら叶っていないのであれば、あなたは職場選択を間違えてしまったと考えられる。
  • あまりの仕事の違いにショックを受けても、とりあえず仕事になれるまで最低3ヶ月は頑張ってみよう。3ヶ月経っても「無理・・・」と感じるなら、転職を考えてもOK。
  • 介護士さんには、自分から友好的に接してみよう。
  • 夜勤回数が多すぎるなら、夜勤を減らしてもらえるようにお願い・交渉をしよう。
  • お給料が少ないことが問題なら夜勤回数を増やすか、似たような介護の職場で有料老人ホームの方がオススメ。
  • 医療技術の衰えが嫌なら、病院に戻ろう。
  • 体力的に問題があるなら、改めて自分の介護技術がボディメカニクスに則ってできているか確認しよう。また、介護の上手な人に教えてもらおう。
  • 老健と同じようなメリットをもつ職場は他にも色々とある。転職エージェントの力をかりて、とことん情報収集することが、転職に失敗しないコツ。

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